在庫管理は会社の業績を大きく左右します

私の勤務先は製造業です。
基本的には受注生産ですので、オーダーが入ってきてから製造工程に入ります。
ですから、いざ生産に着手することになった時点で原材料がないとなると、これは一大事です。
もし万が一納期遅れを出したら、会社の信用問題にまで発展しかねませんから。
それを危惧して、やや多めに材料を用意しておいたり、あるいは、たぶん注文が来るであろうとの見込みで原材料を仕入れていたら、在庫量が過剰になってしまいます。
言うまでもありませんが、在庫量が増えるというのは、コストアップにつながります。
なんとしても在庫量を、業務に支障がないレベルにまで、最小限に抑えなければなりません。
こういった相反する方向性をコントロールするためにも、システム化された在庫管理の手法が求められているのではないでしょうか。
いま、私の会社では、コンピュータ化による在庫管理の方法を模索しています。
在庫の「見える化」を完成さることが、今後の企業の発展のために、どうしても必要だと私は考えています。